よくある質問:その他のお問い合わせ

遠隔教育

アメリカの大学の遠隔教育については、書籍、又はインターネットで調べることができます。

日本から受講可能かどうかは、大学に直接お問い合わせ下さい。

遠隔教育のみで修士号や博士号を授与する大学はまだ少なく、分野も限られています。それは、アメリカの大学には"Residency requirement"というものがあり、特定の大学で学位を取得する為には、大学が定める必要単位数以上を、その大学の実際の授業(スクーリング)で取らなければならないと規定されているからです。

アメリカでは近年、コンピューターを媒介とした遠距離教育が普及し、バーチャル・ユニバーシティという言葉が一般化しつつあります。それに伴って、多くのAccreditation(認定)を受けた大学の授業を遠隔教育で受講できるようになりましたが、同時に遠隔教育で学位が取得できる大学の中には、Accreditationを受けていない大学も多く存在しますので注意が必要です。特に、日本語での論文提出や過去の経験や実績を認め、一定金額を納めれば学位が授与されるような大学は認定(accreditation)を受けていない場合が多く、それらの大学は、‘diploma mills’ または ‘degree mills’と呼ばれています。「アメリカ大学・大学院留学の基礎知識」にアメリカの教育制度の説明や認定制度に関する説明がありますのでご覧ください。

インターネット

このリンク集ではEducationUSAのサイトから他の団体のサイトへリンクが張られていますが、リンク先に記載されている情報についてはEducationUSAが保証するものではなく、また、提供されているサービス内容をEducationUSAが推薦するものではありません。加えて、このリンク集が原因となり発生した損失や損害について、EducationUSAは一切責任を負いませんので、自己責任のもとにご利用下さいますようお願い致します。

アメリカ大使館 アメリカンセンターJapan アメリカ留学情報 "通信教育"
米国国務省 (U.S. Department of State) If You Want to Study in the United States"Short-Term Study, English Language Programs, Distance Education and Accreditation"

米国国土安全保障省(DHS)"Study in the States - Reminders About Online and Distance Learning Courses"


その他:

GetEducated.com ”Diploma Mill or Real Online Degree? 10 Ways to Spot the Fake
eLearners.com "Diploma Mills, Degree Mills, and Fake Degrees"

※ 誠に残念ながら、EducationUSAでは、アメリカの通信教育を受講している方向けに試験監督(Test Proctor)サービスは行っておりません。一般の検索サイトで「プロクターサービス」などのキーワードで検索し、該当機関に直接、お問い合わせ下さい。

インターンシップ

EducationUSAでは、アメリカ大学・大学院留学についての情報提供が主体のため、留学生(F-1、J-1、M-1滞在資格保持者)のプラクティカルトレーニング(Practical Training)/アカデミックトレーニング(Academic Training)についての情報は把握しておりますが、インターンシップ(就業体験)のみが目的での渡航に関する情報は把握しておりません。ご了承下さい。

留学生(F-1、J-1、M-1滞在資格保持者)のプラクティカル/アカデミックトレーニングは、仕事や実習を通して学生が自分の専攻分野に直接関連した分野で、実践的な経験を積むことを目的としています。これは、あくまでも学生としての実習で、就職とは異なります。プラクティカル/アカデミックトレーニングの規則や実施にあたっての手続きは、必ず留学生アドバイザーに確認してください。

インターンシップ(就業体験)が目的で渡米を希望する場合、様々なインターンシップコーディネート団体/業者が実施する海外インターンシッププログラムに参加されるケースが多いようです。 そのようなプログラムに参加する目的で渡米する場合は、交流訪問者 (J-1)ビザが該当します。 プログラムの多くは、参加費用などがかかります。各プログラム/業者・団体に関しましては、各個人の責任においてリサーチ・判断をする必要があります。

海外インターンシッププログラムは、一般の検索サイトで「海外インターンシッププログラム」などのキーワードで検索が可能です。

以下に海外インターンシッププログラムを運営する非営利団体の例を挙げます。下記リストの団体が提供されているサービス内容をEducationUSAが推薦するものではありません。加えて、下記リンク集が原因となり発生した損失や損害について、EducationUSAは一切責任を負いませんので、自己責任のもとにご利用下さいますようお願い致します。

(例)
特定非営利活動法人アイセック・ジャパン

EducationUSAは業者との提携関係はなく、また、公的機関として特定の業者を推薦することはできませんので、ご理解ください。

障害者のアメリカ留学

アメリカには、” The Americans with Disabilities Act (ADA)”と呼ばれる法律があり、障害のある人々への差別が禁止されています。この法律は、アメリカ人だけでなく、海外からアメリカを訪れる人々に対しても適用されます。

アメリカの大学などの教育機関では、障害のある方々への様々なサービスを提供しています。

また、障害のある方対象の奨学金もありますので、ご参考になさって下さい。

障害者向けのサービスを持つ大学の探し方

(例) College Board ”College Search “

“ Campus Life ”の”Disability Support Services”の項では、

  • Blind/Virtually impaired
  • Deaf/Hard of hearing
  • Learning disorders
  • Speech or communication disorders
  • Wheelchair accessibility

以上のサービスを提供している大学を検索することが可能です。

参考文献

Directory of College Facilities and Services for People With Disabilities, 4th edition Carol H. Thomas and James L. Thomas, Oryx Press, 1996

Colleges for Students with Learning Disabilities or AD/HD
Peterson's, 2007

EducationUSA " Resources For Students With Disabilities"

EducationUSA Connections January 2011 " Advising Students with Disabilities"
EducationUSA Connections July 2008 " Studying in the United States with a Disability: FAQ"

ducationUSA Interactive: Access for All

関連サイト

Mobility International USA, National Clearinghouse on Disability and Exchange “Coming to the USA ”日本語案内

アメリカ留学に必要な各種テスト 障害者特別措置

TOEFL
GRE
ETS “Test Takers with Disabilities Home”
ACT ACT “Requesting Accommodations Checklist for International Examinees”
SAT College Board “Services for Students with Disabilities”
GMAT GMAC “Register as a Test Taker with Disabilities”
LSAT LSAC “Accommodated Testing”
英検、IELTS 日本英語検定協会「英検お申し込み 障害者特別措置について」
IELTS JSAF「特別措置受験について」

 

NAFSA "Advising International Students with Disabilities"

二重国籍

二重国籍など移民/国籍法に関しましては、当方は専門外のため、残念ながら正確な情報がございません。

アメリカ大使館によると、アメリカ国籍を有するものは(二重国籍含む)、アメ リカに渡米する際はアメリカ人としてアメリカのパスポートを使って入国すべし、というポリシーがあると記述しております。以下のサイトをご参照ください。


米国大使館「二重国籍」

米国国土安全保障省(DHS)"Dual Nationality"

以下は当委員会の理解となります。

アメリカ留学をお考えの場合、まずどちらかの国籍を選択され、少なくとも在学 中は一貫してその国籍での身分を通すことが重要と思われます。しかしながら、日米二重国籍者に対する基本的なアメリカ大使館のスタンスが上述されたものであるため、日本国籍を選ばない限りは、日本人としてアメリカ留学するということは当てはまらないかと存じます。

アメリカ国籍を選択した場合:

1.「海外で(日本で)育った、英語を母国語としないアメリカ人」としてアメリカのパスポートを使って入国するわけですので、留学生扱いにはなりません。従って、学生ビザを申請する必要はありません。

2.ただし、「海外で(日本で)育った、英語を母国語としないアメリカ人」としてアメリカ国籍を選択した場合、留学生という範疇には入りませんが、英語能力テスト(TOEFLなど) のスコアが求められたり、一般のアメリカ人学生とは異なる出願書類の提出を求められ、入学審査をう ける可能性があります。それは各大学の入学受け入れポリシーにより異なります。また、アメリカ人枠で考慮される場合、SATなどの一般学力試験のスコアについ ては、アメリカ人と同様としてみなされることがあるかもしれません。

3.アメリカ政府が提供する奨学金やローンを利用できると思います。ただし、国籍があっても海外に長く暮らしているなどの場合も利用できるか、などの条件の有無を調べる必要があります。

4.州立大学の場合、その州のresidency(in-state)があれば一般の学費より少ない学費ですみます。しかし、一般的に、アメリカ国籍であるというだけで、その州の residency資格があるとは限りません。residencyの条件は州ごとに異なります(たとえば在住年数など)。

FinAid "In-State Tuition and State Residency Requirements"

5.学業終了後も引き続き制約されることなく米国滞在が法的に可能です。

夏休みの留学:サマースクールの探し方

夏休みを利用して
1) 日本の大学在学中にアメリカの大学の夏期学期(summer session study/summer school)を受講したい、
2) 日本の高校在学中にアメリカの大学が高校生向けに提供するサマースクール に参加したい、
という2つのケースについて説明します。

1) 日本の大学在学中にアメリカの大学の夏期学期(summer session study/summer school)を受講したい

留学の目的、留学時の英語力・学力によっても、選択できる留学方法が異なります。考えられる留学方法5つを説明します。

① 英語研修:
英語研修者を対象とした留学生用の英語コース(Intensive English Program, ESL Programなど)は、夏休み期間中、短期での参加も可能です。英語研修の情報については、以下のサイトをご参照ください。

② サマーコース(夏季学期):
英語力がある方は、英語研修ではなく、アメリカの大学に夏期学期(summer session study/summer school)、non-degree studentとして在籍し、学部生向けに行われる一般の授業を受講したいという方もいらっしゃるでしょう。しかし残念ながらサマーコース(夏季学期)だけを受講する学生のために、学生ビザ取得に必要な入学許可証(I-20)を発行する大学は多くありません。渡航目的が学業の場合、短期留学であっても、学生ビザの取得は必須で、学生ビザ申請には、I-20が必要となります。

③ Extension Programs :
大学のextension/continuing education(生涯教育コース/大学公開講座)では、様々なコースが提供されています。一般的に大規模な総合大学は、extension programを設けている事が多いようです。なお、大学のContinuing Education/extensionプログラムに留学する場合、注意しなければならないのは、
1)留学先のextensionプログラムが留学生も対象としたフルタイムのコースを設けているかどうか、
2)学生ビザを申請する際に必要な入学許可書I-20を発行しているかどうかをチェックする必要があるという点です。

④ 短期研究の機会について:
アメリカでは、REU(Research Experiences for Undergraduates) と呼ばれる大学学部生向けの研究機会があり、機関によっては、留学生も受け入れている場合があるそうです。

⑤ 日本の大学が提供する海外留学プログラム:
日本の大学によっては、在学生に対し、夏期短期留学プログラムを設けている大学もあります。在籍大学の留学生課/国際交流課にも問い合わせてみると良いでしょう。

2) 日本の高校在学中にアメリカの大学が高校生向けに提供するサマースクールに参加したい

高校生を対象としたアメリカの大学で開催されるサマープログラムは、一般検索エンジンで "US college pre-college program" などのキーワードで検索すると良いでしょう。

■ EducationUSA Academy
EducationUSA Academyは、アメリカ国務省が支援するEducationUSA事業の一部で、世界各国の高校生(15-17才)を対象とした短期研修プログラムです。プログラム期間中、英語研修や異文化理解教育、大学訪問などを体験できます。参加費、実施期間、締切は開催大学により異なります。開催大学には2年制大学や4年制大学など。

▼ その他
地方自治体によっては、住民などを対象とした姉妹都市への短期留学・海外研修を行っている場合があります。詳しくはお住まいの地方自治体にお問い合わせください。

アメリカ留学相談に応じる担当者の皆様

担当者向け説明会

EducationUSAでは、高校・大学・地方自治体・民間機関などで、アメリカ留学に関する情報提供や指導・相談を行っている方々に向けて「アドバイザー・トレーニングセッション」(不定期)を開催しています。

留学希望者本人を対象とした各種留学説明会へのご参加は、オブザーバーとしてご参加を承ります(詳しくは、こちら)。なお、ご参加は座席に余裕がある場合に限らせていただいております。何卒、ご了承下さい。

講師の派遣

EducationUSA(東京)では、管轄する地域にある非営利機関からのリクエストにお応えして、アメリカ留学についての説明会に講師を派遣しております。
(各EducationUSAセンターで管轄する地域が異なります。EducationUSA東京管轄地域外の教育機関の方は、お住まいの地域を管轄するEducationUSAセンターにお問合せください (EducationUSAセンター管轄区分)。)

生徒の方向けのアメリカ留学説明会 (20-60分)

アメリカへの語学・大学・大学院留学への準備、出願方法、大学の探し方、奨学金の探し方などをご説明申し上げます。説明会の内容や時間はご相談の上、調整が可能です。

先生方への情報提供 (20-60分)

先生を対象としたアメリカ留学の説明会です。

下記をご確認いただきましたうえで、講師派遣をご希望の際は、「講師派遣依頼」にご入力/送信ください。

  • 営利目的のセミナーへの派遣はご遠慮させていただいております。
  • 講義内容や参加対象者によりましては、ご依頼を辞退させていただくことがございます。ご了承下さい。
  • 講師派遣依頼は、日数に十分余裕をお持ち下さるようお願い申し上げます。ご依頼順(先着順)で講師派遣を決定いたします。日程によりお断りさせていただくこともございます旨、予めご了承下さい。
  • 講師に対する謝金、旅費・交通費のご負担は不要です。
  • 機材(パソコン、プロジェクターなど)のご準備をお願い致します。

アメリカの大学との交流協定について

誠に恐縮ながら、EducationUSAは、日米大学間の国際交流協定に関する仲介業務は行っておりません。また、EducationUSAとして、アメリカの認定を受けた全ての大学を公平に扱うというポリシーにより、特定の学校の推薦・紹介等は行っておりません。何卒ご了承下さい。

アメリカの大学との交流協定先を探されている大学への一般的なアドバイスは、以下をご参照下さい。

  • 学内の教員が持つ人脈から、協定先を開拓する。
  • 関連分野学会の国際会議に参加して、独自のネットワークを開発する。
    (例) NAFSA (Association of International Educators) Conference ー国際教育交流関係者の年次国際会議。世界各国から約1万人近い参加者が集まる。日本からもJAFSAなどが代表でブースを出展。
  • 日本国内で開催される大学留学フェアなどの機会を利用して、個別に大学と事前アポなどを取って、ネットワーク開発の鍵にする。
  • 提携希望するアメリカの大学が既にある場合は、直接アポを取って大学訪問する。